FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

タイトルについて

本写真展のタイトル、『かえる~Return to ...~』。
このタイトルを見た時、少し疑問を感じる方がいらっしゃるかも知れません。なぜ‘かえる’と平仮名による表記となっているのだろうか、と。
実はこの‘かえる’には特別な思いが込められているのです。今回はこの‘かえる’という三文字と写真展のテーマについて、簡単にではありますがお話しさせていただきます。

‘かえる’はいくつもの意味を持った言葉です。例えば「帰る」・「還る」・「変える」・「換える」・「孵る」...など、いろいろな変換が可能です。
そしてこれら各語を眺めていると、これからの世の中に求められる重要な要素を、その言葉の裏に見ることができると気付きます。各語とそれらの内包する意味とを、以下に列挙してみます。

“帰る”
愛着のある場所や風景、あるいは人。それぞれの胸にあるそれぞれの‘帰る場所’。誰にでも、心の拠りどころとなる何かがあるはず。しかしそれは現代社会の中で忘れられ、失われつつあるもの。

“還る”
元通りになる、自然に戻るといった物質的な意味から、原点回帰・母体回帰のようなより精神的なイメージまで。根本・本質に目を向け、自分を見つめ直すことが必要な時もあるのではないか。

“変える”
問題が散在する世にあって、ますます高まってくる変化への希求。社会の変化が叫ばれる今、改めて考える、変えることの重要性。

そして他にも、“換える”は生き方・思考の「転換」、“代える/替える”は石油から光エネルギーへの移行に代表される「代替」、“孵る”は新しい生命やアイデアの誕生である「孵化」、などの例が挙げられます。

このような‘かえる’の多義的かつ深淵な可能性の中でも、今回の展示では初めに示した「帰る」に重点を置くことにいたしました。私たちの写真を観にいらしてくださった方々、そのひとりひとりの“帰る場所”を想起することができましたら幸いです。



「か え る」
この三つの文字に宿る、大きな可能性を信じて...。
スポンサーサイト

テーマ : お知らせ
ジャンル : ニュース

プロフィール

高沖

Author:高沖
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。